自民党の菅前総理大臣は、インドを訪れてモディ首相と会談するため4日、日本を出発します。
総理大臣在任中に日米豪印の4か国の枠組み=クアッドの首脳会合にともに参加した関係も生かしながら、議員外交で両国の経済協力の強化を後押ししたい考えです。
菅前総理大臣は、ことし1月に日本とインドとの友好親善を目指す「日印協会」の会長に就任し、4日から4日間の日程でインドを訪問します。
滞在中、菅氏はインド西部の工業都市アーメダバードで、日本の新幹線の技術が導入される高速鉄道の建設現場を視察するほか、首都ニューデリーでモディ首相と会談を行う予定です。
また、同行するおよそ100人の経済関係者らとともに、現地の関係者と投資の促進や人的交流の拡大などをめぐって意見を交わすことにしています。
菅氏は、総理大臣在任中のおととし、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組み=クアッドの初の対面での首脳会合にモディ首相とともに参加しています。
菅氏としては、こうした関係も生かしながら、議員外交で両国の経済協力の強化を後押ししたい考えです。
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