斉藤由貴(55)の長女が、女優として本格始動する。昨年デビューした水嶋凜(22)で、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」への出演と、今秋上演のミュージカル「シンデレラストーリー」に主演することが決定。人生初のインタビューに応じ、「自分の可能性を見つけたい」と抱負を語った。
斉藤にそっくりの目。透明感のある声も母似だ。「母の影響を受けているとすればボヤッとしてるところですかね」とはにかんだ。
5月4日から「ちむどんどん」に出演。料理人を目指すヒロイン(黒島結菜)が、高校時代に料理大会で競う生徒役。既に撮影を終え「緊張感のある現場で、良い経験になりました」と振り返った。
“朝ドラ”では母が1986年の「はね駒」に主演しており「同じ場所に一瞬でも立てたのは凄いこと」と笑顔を見せた。
一方、「シンデレラ…」は初舞台で初主演。重圧は感じるが「歌のレッスンで自分が伸びていくのが分かるので楽しい」と充実の表情。同作は2003年に初上演。劇中歌の詞を斉藤が担当しており、母の詞を歌うことになる。「母に出演を伝えると“そうなの?”と驚いてました」。斉藤はスタッフからオーディションの映像を見せられ、涙を流して成長を喜んだという。
女優を志したのは20歳の頃。母の影響ではなく、自らの意思だ。大学で映像を専攻し、作品を製作する中で「出るのも面白そう」と感じた。また、19年の映画「記憶にございません!」の舞台あいさつを生で見て「こんなふうになりたい」と思ったこともきっかけだ。
母にも「やりたいようにやったら」と背中を押されて、20年12月に母と同じ東宝芸能に所属。昨年1月のテレビ東京ドラマ「直ちゃんは小学三年生」で女優デビューした。
斉藤が主演した「スケバン刑事」のビデオなどで幼い頃から女優としての母を見てきた。だが、目標ではない。「お母さんはお母さんにしか見えない」というのは正直な気持ち。家での斉藤は「結構、適当です」。料理を教わろうとしても「目分量だから分からない」、芝居の助言を求めても「お母さん、そのままやってるだけだから」と返されたと笑った。
自らつけた芸名の通り、凜(りん)とした雰囲気を持っている。まだ駆け出しだが「女優に限らず、いろんなことをやってみて、自分の可能性を見つけたい」と力強く語った。
◇水嶋 凜(みずしま・りん)本名非公表。1999年(平11)11月18日生まれ、東京都出身の22歳。芸名の「水嶋」は祖母の旧姓、「凜」は好きな漢字で、映画「千と千尋の神隠し」の登場人物のリンが好きだったことから。趣味は映画観賞、歌うこと、和風建築を見ること。1メートル62。
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