大分県は28日、大分市の会社員の夫婦(いずれも30歳代)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内での感染確認は4月21日以来、98日ぶり。感染者は計62人となった。2人は大阪府に旅行に出かけており、県は感染経路を調べている。
発表によると、夫婦は23~25日に大阪府に出かけ、24日には親族宅で会食した。妻は25日、のどに痛みを感じ、27日に38度の熱が出たため大分市保健所に相談。夫は28日に37・3度の熱を出し、軽度の
大分県は感染者の判明を受け、県外への移動自粛や休業要請は行わない方針を示し、「3密」の回避といった感染防止策の徹底を改めて呼びかけた。
広瀬知事は県庁で取材に応じ、「引き続き、新しい生活様式を実践してほしい」と県民に求めた。県内では4月21日を最後に感染者が確認されていなかったが、知事は「県民に十分に注意してもらった。小康を得ている状況に変わりはない」と述べた。
陽性となった夫婦は大阪府に旅行していた。政府の観光支援事業「Go To トラベル」も始まっており、広瀬知事は「経済の活性化もある」として県外旅行は容認する姿勢を示した。一方で「東京は心配な状況。他地域にもっと拡大すれば臨機応変に対応したい」とも語った。
県内では3月3日~4月21日に計60人の感染が確認され、大分県臼杵市の女性が亡くなっている。県は第2波に備え、PCR検査や医療体制の拡充を進めてきた。
PCR検査は、県衛生環境研究センターと大分市保健所で1日計264検体を検査できる。また、県は県内14医療機関で検査機器の導入を進め、9月末には計500検体程が処理できるようになる見通し。6月からは簡易キットで約30分で結果が出る「抗原検査」を医療機関で行った際、自己負担分を助成する取り組みも実施している。
感染者を受け入れる病床は、25医療機関で258床を確保した。無症状や軽症の人を対象とする療養施設として、県内の宿泊施設約700室を準備している。
広瀬知事の主な一問一答は次の通り。
――「Go To トラベル」で旅行者を受け入れる事業者への注意は。
「安全・安心のガイドラインを作り、今のところ問題は起こっていない。しっかり順守してほしい」
――事業への考えは。
「社会経済の再活性化という問題もあり、やっていいと思う。東京以外の地域でも拡大する事態になれば考えないといけない」
――県外への移動自粛や休業要請は。
「県民にはよく協力してもらっており、これ以上お願いすることはない。濃厚接触者らのPCR検査をし、感染の範囲を確定し、封じ込める」
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July 29, 2020 at 03:00AM
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大分県で98日ぶり感染者…夫婦で大阪旅行、濃厚接触者を調査 - 読売新聞
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