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Tuesday, June 9, 2020

新型コロナは夏休みにも影響 旅行の移動手段はどう変わるか - livedoor

 今年の夏休みは、ようやく羽を伸ばして旅行に行けるチャンス。だが、例年とは違って旅行先を決める際に考慮しておかなければならないのが、「足をどうするか」という点だ。観光ジャーナリストの千葉千枝子氏がいう。

「不特定多数との“3密”の心配がないのは、やはり自家用車やレンタカーです。旅行中に気になるスポットがあれば途中で気軽に立ち寄れますし、世界的な原油安でガソリン代も急落していますから、お財布にも優しい」

 経済産業省が5月20日に発表したレギュラー1リットルあたりの全国平均小売価格は125円。3年半ぶりに130円を割った。

 コロナ以降、長距離移動をせず、地元や周辺地域の旅行を楽しむ「マイクロツーリズム」という考え方も広がり、近場への旅行が増えていることも車移動の追い風になりそうだ。

 では、飛行機での移動はどうか。

「各社で大幅な減便が続き、数少ない便に合わせて行き帰りの時間が制限されがち。空港のチェックインでも一人一人にサーモグラフィでのチェックが行なわれるなど、煩雑な通過手続きが増えている。航空機の客離れ傾向はしばらく続くでしょう。供給減による運賃値上げの可能性も指摘されています」(千葉氏)

 JALでは『ソーシャルディスタンス』の観点で、4月末から3人掛けの座席では窓側と通路側のみ、2人掛けの座席では窓側のみが利用可能となっている。広々と使えて“ビジネスクラス気分”を味わえるが、座席が少なくなった結果チケットは取りづらくなりそうだ。

 乗り物の換気が気になる人はどうしたらいいか。旅行ジャーナリストの村田和子氏がアドバイスする。

「気にされている人も多い『機内の換気』については、そこまで心配する必要はありません。いまはどの機体も換気システムが向上しており、機内の空気は約2分に1度入れ替わる。新幹線も約6〜8分に1回全ての空気が入れ替わる。ドアノブなど多数の人が触る場所は注意が必要ですが、感染リスクが特別高いことはないでしょう。

 遠方に行く際は、飛行機や新幹線をことさら不安に感じる必要はありません。今年は政府が旅行を後押しする補助金もありますから、費用や時間を考慮し、『ベストな手段で移動する』というスタンスで良いと思います」

 プロの情報を参考にして、夏の日本列島を存分に楽しみたい。

※週刊ポスト2020年6月12・19日号

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