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Tuesday, January 28, 2020

イノシシ 味も安全も ジビエフェア開幕 金沢で試食会 - 中日新聞

イノシシ肉のスペアリブを振る舞う参加者(左)=金沢市内のホテルで

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 県内の飲食店や精肉販売店が一斉にイノシシ肉をPRし、提供する「いしかわジビエ料理フェア」(県主催)が二十八日始まり、金沢市内のホテルで試食会があった。県内でも豚コレラ(CSF)に感染したイノシシが見つかる中、参加者は「風評被害に負けたくない」と思いを語った。

 「イノシシを食べても良いのか、と聞かれることがある」。イノシシ肉100%のハンバーグを提供している「TAKIGAHARA CAFE」(小松市滝ケ原町)の由岐中(ゆきなか)みうる店長(28)が明かす。試食会では、集まった招待客に「味付けは塩こしょうのみだけど、臭みがない」とPR。「このままおいしさと安全を伝え続けていきたい」と力強い声で話した。

 フェアは、農作物を荒らすイノシシの駆除と食肉利用を促進しようと、二〇一六年から開催。今年はCSFの風評被害防止も目的となり、過去最多の九十五店が参加した。試食会には十二店が出品し、カレーやミラノ風カツレツ、そぼろ肉の押しずしなど多彩な料理が並んだ。

 イノシシ肉を加工販売する「ジビエ工房三谷」(金沢市高坂町)は鉄板を用意してスペアリブを振る舞った。施設長の杉本秀夫さん(72)は「感染の拡大が止まらない今は、自ら安全だと伝えるしかない」。招待客に「ほら、食べていって」と積極的に声を掛けた。

 県内では昨年八月に野生イノシシの感染が初めて確認されて以降、十七頭の感染が判明。発見場所から半径十キロ圏内のイノシシの食肉利用について、国が自粛を求めているため、一九年度の食肉利用は前年度の千八十頭を下回る見通しだ。

 フェアは二月二十九日まで。 (寺田結、伊藤隆平)

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