Michael Martina
[サンフランシスコ 14日 ロイター] - 米政府は合成オピオイドであるフェンタニルの国内流入阻止に向け中国から一段の協力を得るため、同国公安省の法医学研究所に対する規制を解除する。
バイデン米大統領がサンフランシスコで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、15日に中国の習近平国家主席とこの問題を協議するという。
サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は14日、首脳会談がフェンタニル取引撲滅のための行動につながるよう米国は望んでいると述べた。関係筋によると、米国は中国の法医学研究所に対する規制を撤廃する用意があるという。
米国は2020年に、ウイグル人など少数民族に対する虐待の疑いで同研究所を商務省の事実上の禁輸リストに当たる「エンティティ-リスト」に追加した。
規制解除は一部の米議員や人権団体からの反発が見込まれる。
在米中国大使館はフェンタニルの問題に関するコメント要請に現時点で応じていない。
からの記事と詳細 ( 米、対中規制解除の用意 フェンタニル問題で協力確保へ - ニューズウィーク日本版 )
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