鏡石町地域おこし協力隊の小柳拓未さん(25)・比呂さん(25)夫妻の飲食店「フルーツ&ビストロ poco a poco(ポコ・ア・ポコ)」は14日、町内本町271にオープンし、初日から多くの人でにぎわった。
築30年ほどの空き店舗を8月から出来る限り2人の手で改修し、温かい雰囲気で居心地の良い、おしゃれな店内に仕上げた。
料理は拓未さんが修行で培ってきたビストロフレンチの技法を発揮し、前菜プレートと季節の野菜スープ、目の前でチーズを削る贅沢パスタ、鏡石いちごアイスのポココース(限定20食、1500円)をはじめ、パスタ単品やスープセット、季節のフルーツサンドなど提供する。またティータイム(午後2時から4時)は、リンゴをバラに見立てたパフェなどを振る舞う。
看板や店内には比呂さんオリジナルのキャラクター「ポコ」のイラストやマスコットを可愛らしく飾り、店内の雰囲気を和ませる。より多くの人に親しんでほしいという願いから生まれた工夫の一つだ。
料理は鏡石産の食材を中心に県産品や、拓未さんの出身地である佐賀の調味料なども使う。
初日は町内外から多くの人が訪れ、絶品料理に舌鼓を打っていた。
拓未さんは「今まで築いた人脈やノウハウが一つの形として実を結び、言葉にならないほどありがたいです。町の野菜や果物はとても素敵な食材なので、まずは町内外の人たちに料理を通じて知ってもらい、町の発展やPRにつながれば」と語った。比呂さんは「皆さんと必ず会話もできるよう心がけており、『また来たい』とご満足いただけて良かったです。これからも交流を大切に、店名の通り少しずつ改良し、より良い料理やサービスを届けていきたいです」と述べた。
営業は火曜日から金曜日の午前11時から午後4時(ランチは午後2時まで)。土曜日は不定休で18日は営業する。今後の営業スケジュールなどインスタグラム(https://www.instagram.com/kagamiishi.okoshi/)で情報発信していく。
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