美しい自然の中、キャンプやレジャーを楽しめる支笏湖。これまで無料でしたが、1日から500円かかることになりました。なぜなのでしょうか。
豊かな自然と美しい景観で人気の観光地、支笏湖。1日から新たなルールが追加されました。
本吉智彦記者)
「こちらの川岸を拠点に水辺のレジャーを楽しむ人はきょうから500円を支払います。支払いますと、こちらのリストバンドを受け取れます」。
支笏湖温泉の第5駐車場すぐそば、千歳川付近の水辺エリアを利用する人は、1日からひとり500円がかかります。これは、「環境保全協力金」。集めたお金は湖や川の清掃や、貴重な植物の調査や保全活動にあてられます。
支笏洞爺国立公園管理事務所・櫻庭佑輔所長代理)
「支笏湖から千歳川が流れ出す場所は、水辺で遊ぶ人たちがたくさん来る場所です。利用上危ないといったゴミもありますので」。
人の命を守るためにも。支笏湖では先月12日、親子2人が溺れ、父親が死亡しました。溺れた子どもを助けようとした父親が深みにはまったと見られています。協力金は、水の事故の防止にも使われます。
支笏洞爺国立公園管理事務所・櫻庭佑輔所長代理)
「安全管理の面については非常に管理する側に労力がかかりますので、例えばライフジャケットの貸し出しであるとか、新しく得られた収入によってできる事業かなと思っております」。
1人500円の協力金は環境省の実証実験で、今月いっぱいまで行われます。
からの記事と詳細 ( 環境保全の協力に1人500円 湖や川の清掃や植物の調査などに 支笏湖で実証実験はじまる 北海道 - HTB北海道ニュース )
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