[東京 4日 ロイター] - 岸田文雄首相(自民党総裁)は4日、公明党の山口那津男代表と東京での選挙協力復活に関する合意文書を交わしたことについて「自公でともにしっかりと政策を前に進めていこうと大変、大きな合意に至った」との認識を示した。官邸内で記者団に語った。
自公党首は4日午後、両党の幹事長も同席して会談を行い、次期衆院選では東京都で候補者の相互推薦を行う合意文書に署名した。
合意文書について首相は「いろいろな経緯はあったが、政治を安定させるために与党でしっかりと協力をしていく、こうしたことについて合意に至ることができた」と言及。「政策を前に進めていく上で大きな力になると思っているし、ご努力いただいた関係各位に感謝を申し上げたい」と続けた。
会談で国民民主党の自公連立政権入りに関する話題が出たかとの問いには「全く出ていない」と応じた。その上で「自公の協力の実を挙げるべく、努力していきたい」と強調した。
内閣改造・党役員人事に関しては「適材適所で考えていきたい」とし、タイミングについては「今現在決まっていない」と明言を避けた。
一方、水産業の支援策について関係閣僚から報告を受けたとし、「800億円の基金に加えて予備費207億円を用意することで特定国依存の分散のための支援策を含め、総額1007億円の5本柱の政策パッケージを取りまとめた」ことも明らかにした。
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