岸田首相は24日、東京・元赤坂の迎賓館で、オーストラリアのアルバニージー首相と会談した。2007年の「安全保障協力に関する日豪共同宣言」を改定し、新たな安全保障協力に関する首脳宣言の発出に向けて、調整を進めることで一致した。両氏の会談は初めて。
両氏は、ロシアによるウクライナ侵略を非難し、「インド太平洋で同じことを起こさせない」との認識で一致した。自衛隊と豪州軍が互いの国に滞在した際の法的地位を定める「日豪円滑化協定」を早期発効させることも確認した。
また、中国が南太平洋のソロモン諸島と安全保障協定を締結したことに対し、懸念を共有。日豪両国が南太平洋で連携を深めることを確認した。アルバニージー氏は液化天然ガス(LNG)や高速鉄道などの分野での協力に言及し、岸田首相に年内の豪州訪問を要請した。
岸田首相はインドのモディ首相とも会談し、自衛隊とインド軍による初めての戦闘機の共同訓練の早期実施に向けて調整することで一致した。防衛装備・技術協力など安全保障面での協力を推進するため、第2回外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を早期に開催することも確認した。
からの記事と詳細 ( 日豪首脳が会談、新たな安保協力で「宣言」調整へ…中国念頭に南太平洋での連携確認 - 読売新聞オンライン )
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