「とにかく毎日が苦しかったです。自分の本当の気持ちを吐き出せる場所もなくて、常に仮面を貼り付けているような気分で過ごしていました。何よりつらかったのが、何もバレていないと思っている夫が、のんきに今週の予定やこれからのことを話すことでした。虫唾が走るほど不快な気持ちで、私が知っていることをこの場でぶちまけてやろうかと、何度も思いました」
特にリアルなエピソードが、ママ友たちの反応だ。離婚を決意したヒヨリさんは、「もうどう思われてもいい」と決心し、幼稚園のママ友たちに不倫の出来事を暴露。するとママ友たちは、2人の関係について「父兄の手伝いのとき、妙に距離が近いと思った!」「馴れ馴れしいよね」などと“納得”し、不倫のうわさは瞬く間に園内中に広まったという。結局「父母会」から園長に抗議することになり、娘は転園することになった。
「娘には、新しいお家に行くことになったから、お引っ越ししなくちゃいけなくなったんだ。そのお家は遠いから、今の幼稚園には通えなくなっちゃうの…。でも、新しい幼稚園に行けば、たくさん新しいお友達ができるよ!」と伝えました。初めは仲良しのお友達に会えなくなることを悲しんでいましたが、時間が経つことで転園を受け入れてくれました」
娘は時々、『パパに会いたい』と泣くことがあったという。その時は、「娘の気持ちを否定しない」ことを心掛けて、ぎゅっと抱きしめて娘が落ち着くまで待ち、気持ちが切り替わるように出かけたり娘の好きな遊びをしたりしていたという。
不倫という出来事をもとに描かれる家族崩壊の行方。読者からは「謝るくらいなら最初からするな!」「誠意を感じない」などと、ヒヨリさんを擁護するコメントが多数寄せられている。「後悔するくらいなら、自分で決めた道を進んでいくのが一番いい。覚悟を決めたなら、きっと周りに応援してくれる人はいます」と力強いメッセージも込められている同作の今後の展開に目が離せない。
さらに、妻がパートを休んで自宅で子どもの看病をしていると、突然、夫と不倫相手の女性がやってきた。真昼間に鉢合わせ状態となった妻は、“悪質なうえハイリスク”と2人を軽蔑。インパクトのあるタイトル通り、「クソ旦那」の仕打ちに立ち向かうマリコさんのリアルな心情が描かれている。
「初めて不倫の事実を発見したときは、本当にショックでしたね。忙しかったこともあり、メッセージを目にするまでは、まさかそんなことはないだろうと思っていたので。だけど、すぐに責めることはしませんでした。パートと育児と家事でかなり疲れていたので、そこまでの気力がなかったこと。あと、子どものことを考えると、ここで見て見ぬふりをすれば、また元に戻れるんじゃないかという淡い希望もありました。子どもを片親にしたくないという思いがその時は強かったです」
それでも「真実を知りたい」という気持ちが増していき、探偵を雇って浮気調査を実施。たくさんの証拠を集めることができ、離婚に向けて動き出すことになる。
「離婚するかしないか、かなり悩みました。そういう日々ってずっと気分が沈んで、毎日がすごくつらいんです。だから、1人でも誰か信頼できる人にそういう気持ちを吐き出すことができれば、ちょっとは心が軽くなるかもしれません」
漫画は現在も連載中で、まだまだ怒涛の展開が待ち受けている。マリコさんは自身の体験を投稿する意義について、「私の修羅場体験が、同じように誰かの助けになればいいなと思っています」とメッセージを伝えている。
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