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Wednesday, April 13, 2022

中部空港、豊田通商と「脱炭素」で協力 - 日本経済新聞

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中部国際空港のターミナルに駐機する海外の航空会社の旅客機

中部国際空港会社と豊田通商は温暖化ガスの排出を抑える「脱炭素」に向けた空港での取り組みで協力する。13日、パートナーシップ契約を結んだと発表した。二酸化炭素(CO2)排出量を減らし、太陽光など再生可能エネルギーの利用を増やす。2022年度中に具体的な計画をまとめる。契約は24年度まで。

豊田通商は名古屋港などでも今後、水素を活用した脱炭素の取り組みに乗り出す。自社の温暖化ガス排出量を30年に19年と比べて半減、50年に実質ゼロにする目標も掲げている。こうしたノウハウを中部空港にも応用する。

中部国際空港の犬塚力社長は記者会見で「2050年カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)の実現に向け日本のトップランナーとしてしっかり取り組みたい」と語った。

中部空港は21年、50年までに空港の地上施設からのCO2排出量を実質ゼロにする目標を打ち出した。これまでもガスなどを使ったコージェネレーション(熱電併給)システムや水素エネルギーを生かす取り組みを進めている。

連携を発表する中部国際空港会社の犬塚力社長と豊田通商の貸谷伊知郎社長(愛知県常滑市の中部国際空港)

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