2021年5月9日(日)
高萩市の地域協力隊 蔵をサウナに改装 今夏オープンへCF募る
- サウナに改装し、8月オープンを目指す蔵=高萩市下君田
茨城県高萩市内の空き家を活用した民泊事業の展開を目指す同市地域おこし協力隊の岸風花さん(28)、山形実和さん(27)が、民宿にする住宅敷地の蔵をサウナに改装しようと作業を進めている。貸し切り可能な日帰りサウナとして今夏オープンする計画で、改装費用の支援をクラウドファンディング(CF)で31日まで募っている。
岸さんと山形さんは2019年に協力隊に就任し、同市下君田で空き家となっていた築約80年の住宅を来夏、民宿として開業することを目指している。
自分たちが理想とする民宿を模索するため長野県内を視察中に体験したアウトドアサウナ施設を気に入り、蔵をサウナに改装することを企画した。同施設のサウナを建設した専門家や同県の設計事務所と打ち合わせながら計画を進めている。
導入するのはフィンランド発祥で薪(まき)ストーブを使った「ロウリュサウナ」。温浴施設に多いドライサウナよりやや温度が低く湿度が高いのが特徴で、体の深部まで温まるという。住宅の裏には大北川が流れており、自然の水流で体を冷やすことができる。
サウナの内装は、1階の壁にしっくいを塗り「亀の体の中」をイメージした丸い空間に仕上げる。2階では蔵に元々残っていたものを使ってレトロな空間を演出し、内気浴をできるようにする計画だ。
8月のオープンを目指す。2人は「来た人が周りの目を気にせず休める場所にしたい。普段張り詰めているものを緩めてほしい」と話している。
現在、改装や薪ストーブの設置にかかる費用をCFサイト「キャンプファイヤー」上で募っている。URLはhttps://camp-fire.jp/projects/view/408900。目標額は500万円。サウナ建設の参加権や地元特産品などのリターンを用意する。
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