学園の校長・奥田義明(おくだ・よしあき)役には山崎銀之丞が決定。山崎といえばTBS学園ドラマの代表作『3年B組金八先生』シリーズで演じた理科教師役が印象的だが、今作で演じるのは学園の校長。強い立場の人間に弱く、江口のりこ演じる理事長の久美子に頭が上がらない。しかし、桜木に“ある秘密”を早々に見つけられ、弱みを握られてしまうという役どころだ。彼が弱みを握られたことで思わぬ展開が待ち受ける。
そして、久美子の父であり学園の元理事長・龍野恭二郎(たつの・きょうじろう)を演じるのは木場勝己。木場もまた『金八先生』シリーズで校長を演じた経歴を持つ。今回演じる役柄は、娘にその座を譲り引退した元理事長。しかし娘の教育方針に疑問を呈し、異議を唱えていくという役どころだ。今回はこの親子の骨肉の争いも、ドラマの一つのキーとなる。
前作では桜木のやり方に教師たちが大いに反発していたが、今作の龍海学園でも教師たちは桜木に対して懐疑的。そんな龍海学園の教師役に内村遥が決定。内村は『小さな巨人』『陸王』『ブラックペアン』に続き4作目の日曜劇場出演となる。また数多くの舞台、映画、ドラマで個性を放っている女優・山田キヌヲ、元自衛隊員という異色の経歴を持ち、TBSドラマ初出演となるお笑いコンビ・水玉れっぷう隊のケンも教師役で登場する。
さらに、学園の体育教師役には、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』にも出演した、元パナソニック ワイルドナイツの鶴ヶ?好昭が決定した。演じる俳優たちそれぞれがすでに個性的ではあるが、この個性豊かな教師たちが桜木とどのように関わり、桜木の手の内でどう転がされていくのか…。
今作は週刊漫画誌『モーニング』(講談社)にて2018年から連載中の三田紀房氏による『ドラゴン桜2』を実写化。2005年に放送された前作ドラマの原作である『ドラゴン桜』の15年後を描く続編となっているが、今の時代に合わせたエッセンスを入れ、ドラマオリジナルの展開が予定されている。
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