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近江節子さん（右）から学んだ製法で作ったかぶらずしを試食する生徒ら＝中能登町の鹿西高で |
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中能登町の鹿西高校家庭部が、伝統料理のかぶらずしをレシピ化した。地域の郷土料理の味を守る取り組みで、生徒たちは地元で「かぶらずし作りの名人」として知られる近江節子さん（７８）＝同町東馬場＝から作り方を学んだ。同校で試食会があり、生徒たちの手作りかぶらずしが地元住民らに振る舞われた。
地域住民三十七人が参加。同町で栽培された三種類の米から仕込んだこうじを使ったかぶらずし三種類が振る舞われ、味の違いを楽しんだ。試食後のアンケートでは、気に入った味や、かぶらずしの魅力を向上させるためのアイデアなどを記入した。
かぶらずしを初めて作ったという部長の武原真央さん（１７）＝二年＝は「こうじからすべて作っているので愛着が湧く。レシピがあれば味を受け継いで守っていける」と笑顔。近江さんは「私は感覚で作るから。先生にも作り方を教えたから、代々続いていくと思う」と語った。 （稲垣達成）
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December 28, 2019 at 09:14AM
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名人のかぶらずし レシピ化で味守る 鹿西高・家庭部 - 中日新聞
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