2023年11月28日15時44分
中東イエメン沖のアデン湾でイスラエル系企業所有のタンカーが武装グループに一時拿捕(だほ)された事案で、海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は28日の定例記者会見で、アデン湾の海賊対処行動に派遣中の海自護衛艦と哨戒機が、タンカーを解放した米軍艦を支援していたと明らかにした。情報提供が主で武力行使はなかった。
会見によると、26日にタンカーが救難信号を出したことを受け、周辺に展開していた護衛艦「あけぼの」とP3C哨戒機が現場へ向かい情報を収集。その後、米海軍の駆逐艦「メイソン」なども到着し、海自は情報を提供したという。海自は周辺警戒に移り、タンカーは米海軍の介入で解放された。
その前後にイエメン内陸部から周辺海域に向けて弾道ミサイルが発射されたが、10カイリ(約18.5キロ)以上離れた場所に着弾し、護衛艦や米艦艇に被害はなかった。
からの記事と詳細 ( 拿捕タンカー解放、海自も協力 中東アデン湾派遣の護衛艦 - 時事通信ニュース )
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