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Tuesday, November 28, 2023

アイリスと塩野義製薬、AI医療機器「nodoca」のプロモーション協力契約を締結 - PR TIMES

oleholah.blogspot.com

プロモーション協力の背景と内容

nodocaの対象疾患であるインフルエンザは、年間1,000万人以上が感染するとも言われる国民的な感染症です。インフルエンザ流行のピークとなる冬を迎え、本協力契約により塩野義製薬のMR職(医薬情報担当者)が日本全国の医療従事者に、AI搭載のインフルエンザ検査機器であるnodocaの情報提供を行うことで、インフルエンザ流行期の感染症診療の課題解決に寄与することが期待されます。


nodocaについて

nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見等を検出することでインフルエンザの診断に用いるAI医療機器です。日本で初めての(※1)、「新医療機器(※2)」として承認を取得したAI搭載医療機器となります。また、nodocaを用いたインフルエンザ診断は、2022年12月1日より保険適用されました。AI医療機器を用いた診断への新機能・新技術(C2区分)での保険適用も、日本で初めて(※3)の事例です。

nodocaは累計100施設超の国内医療機関が関わり開発されました。 併せて「日本救急医学会推薦AI研究」としての研究開発、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業化支援、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の国産スーパーコンピューター「ABCI」の活用など、医学×情報工学の「産官学医」が連携して開発されました。また、AI解析に適した咽頭画像を撮影するための専用カメラを自社で独自に設計・開発しており、口腔内・咽頭をクリアに撮影します。

インフルエンザ濾胞(ろほう)がインフルエンザの診断に有用であることは日本人医師による発見と報告(※4)により知られていましたが、インフルエンザ濾胞を視診のみで高精度に見分けるには熟練の医師による判断が必要とされていました。アイリスは、熟練医の視診をAIで再現すべく、nodocaを開発いたしました。

■塩野義製薬について 

塩野義製薬は自社の目指すべき重要課題(マテリアリティ)の一つとして「感染症の脅威からの解放」を掲げて、画期的な新薬創製を推進していくと共に、診断薬を含めた多様なアプローチで感染症のトータルケアにチャレンジしています。

【会社概要】

・会社名:塩野義製薬株式会社

・代表取締役会長兼社長CEO:手代木 功

・事業内容:医薬品、臨床検査薬・機器の研究、開発、製造、販売など

・設立:1919年6月5日

・本社所在地:〒541-0045 大阪市中央区道修町3丁目1番8号

・企業URL:https://www.shionogi.com/

■アイリスについて

「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に創業。現役医師である代表・沖山をはじめ、医療従事者、厚生労働省・経済産業省ほかの行政出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、深層学習技術(AI技術)を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。

【会社概要】

・会社名:アイリス株式会社

・代表取締役:沖山翔

・事業内容:AI技術を用いた医療機器の開発・製造・販売及び人工知能技術の開発

・設立:2017年11月

・所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階 

・企業URL:https://aillis.jp/


■報道関係者からのお問い合わせ先

アイリス株式会社 

広報担当:黒木・塩田

e-mail:info@aillis.jp

※注釈

(1)独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公開する令和3年度~平成23年度の新医療機器の一覧及び令和4年度の承認医療機器を当社が確認する限りの情報(2022年5月9日時点)

(2)医療機器の製造販売承認時の区分の一つ。「医療機器の製造販売承認申請について」(平成26年11月20日 薬食発1120第5号)」第1・2(2)に定義される。

(3)厚生労働省が公開する令和4年度~平成25年度の中央社会保険医療協議会総会議事録を当社が確認する限りの情報(2022年9月14日時点)

(4)宮本昭彦, 渡辺重行. 咽頭の診察所見(インフルエンザ濾胞)の意味と価値の考察. 日大医誌. 2013; 72 巻1 号: 11-18.

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