ウクライナ侵攻後、中東におけるロシアの役割に大きな構造的変化が起きていることが浮き彫りに
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Photo:Mikhail Svetlov/gettyimages
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は長年、ロシアとの間で自ら「複雑な」と評する関係を保ち、ますます孤立を深めるウラジーミル・プーチン大統領と友好的な関係を維持してきた。
ロシアのウクライナ侵攻や、イスラエルの最大の敵であるイランとロシアの関係修復が進む中でも、この協力関係が覆ることはなかった。ネタニヤフ、プーチン両氏は絶えず電話で連絡を取り合っていた。そしてネタニヤフ氏はロシアのウクライナ侵攻に対して中立の姿勢を取ると表明し、欧米からの圧力にもかかわらず武器や防空システムをウクライナに提供することを拒んできた。
だが、イランの支援を受けたイスラム組織ハマスの戦闘員によるイスラエルへの攻撃で多数の死者が出た後、ネタニヤフ、プーチン両氏の対話は止まったようだ。プーチン氏は世界の主な指導者の中で、ハマスに殺害されたイスラエル人1300人超への哀悼の意を電話でネタニヤフ氏に伝えていない数少ない人物の一人である。
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