ベラルーシのルカシェンコ大統領は15日、ロシア南部ソチでプーチン大統領と会談し、プーチン氏と北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）総書記が首脳会談したことに関連して、両国と北朝鮮を含めた3カ国による連携を進める可能性について言及した。ロシア国営タス通信が報じた。
訪ロ中の北朝鮮の金正恩総書記は13日、極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と会談。15日には極東ハバロフスク地方コムソモリスク・ナ・アムーレで戦闘機の製造工場を視察した。両国は軍事面など幅広い協力を進める考えを共有したとみられる。
タス通信によると、ルカシェンコ氏はウクライナ侵攻当初の2022年4月、プーチン氏とボストーチヌイ宇宙基地を視察したことに言及。その上で「私たち3カ国間の協力を検討することができる。北朝鮮の人があなたに強い関心を持っているのは知っている。ベラルーシにも何らかの仕事があると思う」とプーチン氏に語ったという。（根本晃）
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