フィリピンのマルコス大統領は5月1日、ワシントンを訪れ、バイデン米大統領と会談する。南シナ海での中国による強引な海洋進出を背景に、米国とフィリピンとは急速に安全保障協力を深めてきた。今回の首脳会談では、台湾有事も念頭に、二国間の防衛協力を定める「ガイドライン」を新たに発表し、さらなる協力強化に乗り出す。
米政府高官によると、発表する米フィリピンのガイドラインは、二国間の防衛協力を深めるもので、陸海空のほか、宇宙やサイバー空間も含んだ両軍の相互運用性を高める目的がある。防衛協力における双方の役割が示されるとみられる。
米国とフィリピンは、南シナ海で活動を活発化させる中国を「挑発的だ」と非難してきた。今回の首脳会談でバイデン氏は、南シナ海などでフィリピンが攻撃を受ければ、米国が米比相互防衛条約に基づき関与する姿勢を改めて表明する。米国のフィリピン防衛への関与が揺るぎないことを示す見通しだ。
フィリピンはバシー海峡を挟…
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