[サンティアゴ 29日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は29日、チリと鉱物資源に関する協力強化について新たな合意を結んだと発表した。ショルツ氏は南米を歴訪中で、環境に配慮するグリーン経済移行の鍵となる鉱物資源の調達先拡大を目指している。
自動車産業が盛んなドイツでは、電気自動車(EV)用バッテリーに使われるリチウムの確保が特に重要視されている。アルゼンチンとチリはボリビアとともに、世界のリチウム埋蔵量が集中する南米の「リチウム・トライアングル」を構成している。
新たな合意は鉱業分野での協力強化を目指すもので、2国間の年次フォーラムの開催や国家レベルで投資保証などの貿易促進策を講じることが選択肢に入る。
ショルツ氏は記者会見で「われわれは、チリが持続可能な鉱業分野に移行するのを支援したい」と述べ、環境や労働者への懸念が鉱山事業の障害になっていることを踏まえると、高い基準を掲げるドイツは理想的なパートナーだと強調した。
からの記事と詳細 ( ドイツ、チリと鉱業分野の協力強化で合意 リチウム資源重視 - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/aouQGyS
No comments:
Post a Comment