秋田県仙北市のたざわ湖スキー場で、収穫した「あきたこまち」の稲がスキー客用のリフトで天日干しされている。市の地域おこし協力隊員や横手市の農業法人が「はさがけ」で自然乾燥し、コメの付加価値を高めようと企画した。天候を考慮しながら数日間つるし、乾燥を終えると「水神(すいじん)米」と名付けて試験販売する。
はさがけは稲を乾燥させる昔ながらの手法。通常は木の棒を組んだ干し台に稲の束を掛け、天日干しする。機械を使わず自然乾燥したコメは食味や香りが良くなるとされる。新潟県南魚沼市では、スキー場のリフトで干したコメを「天空米」として販売。高値にもかかわらず人気を集めている。
たざわ湖スキー場で、はさがけに取り組むのは横手市の林龍太郎さん(32)=農事組合法人新東北アグラス代表理事=と、横手市出身で仙北市地域おこし協力隊の岩見谷慎太郎さん(33)。「地域のため、何か面白いことができないか」と話し合う中で、新潟の取り組みに興味を持っていた林さんが発案。岩見谷さんがスキー場運営会社に協力を依頼した。
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