ウクライナのゼレンスキー大統領と国連のグテーレス事務総長、トルコのエルドアン大統領が18日、ウクライナ西部リビウで3者会談した。ロシア軍の占拠下で砲撃が相次ぐ南東部ザポリージャ原発の安全確保などに向けて協力すると合意し、記者会見場では並んで結束を強調した。
記者会見では、3人が順番に発言した。ゼレンスキー氏によると、ザポリージャ原発への国際原子力機関(IAEA)の視察実現に向け、ウクライナと国連が協力することで合意した。同原発周辺では、8月に入ってから砲撃が相次ぎ、ウクライナとロシアの双方が非難し合っていた。ゼレンスキー氏は会見で「ロシアは今すぐ、原発から軍隊を撤退させ、砲撃をやめなければいけない」と述べた。
グテーレス氏は会見で同原発の現状について「深い懸念」を表明。「純粋な民間のインフラとしての態勢を再び整え、地域の安全を確保するための合意が必要だ」として、一帯を非武装化するよう訴えた。エルドアン氏も「我々は新たなチェルノブイリを経験したくはない」と発言し、懸念を表明した。
50人以上のウクライナ兵捕虜が犠牲に
ゼレンスキー氏によると、会…
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