乃木坂46の最年長、新内眞衣(30)が10日、東京国際フォーラムホールAで行われた卒業セレモニーをもって、グループから卒業した。13年3月加入の2期生。アンコールで、後輩の3期生で副キャプテンの梅澤美波(23)が新内への感謝の手紙を読み上げた。全文は以下の通り。

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新内さんへ。せんえつながらお手紙を書かせていただきました。あらためて、ご卒業おめでとうございます。新内さんがいない楽屋はとても寂しいです。物足りなくて、どこか静かです。でも、明日からこれに慣れなきゃ、これが当たり前にならなきゃいけないんですね。

新内さんが乃木坂として活動した9年間、新内さんに救われたメンバー、たくさんいるんじゃないかと思います。私もその1人です。

私が新内さんに言われて1番心に残っている言葉は、私が加入してすぐに言ってくれた、「何かあったら私を使ってイジっていいからね」という言葉です。この言葉に、どんな意味が込められているのか、すごく考えました。イジられることって簡単なことではないな、と時間を重ねるにつれて気付きました。

全てを受け入れてくれていた新内さんの寛大な心に、当時の私は気付けていなかった気がします。場を和ませるために、みんなを助けるために、いつも誰かのために、本当にありがとうございました。

思い返してみれば、新内さんが泣いている時はいつも、誰かのための涙だったなと思います。誰かのために、いつも誰よりも涙を流してくれていましたね。副キャプテンの発表がある前に、心配して焼き鳥に連れて行ってくれたことも、悩んでいるとすぐに察して隣に来てくれることも、会う度に抱きつくのが日課になった毎日も…。

してもらってばかりで、私は何も返せなかったけど、これから返させてください。いつもごちそうしてもらってばかりだったから、次は私に払わせてください。だから、これからもたくさん遊んでください。本当のお姉ちゃんのように思っています。出会えて、本当によかったです。

新内さんの周りは期を越えて、いつも笑顔であふれていました。新内さんの人柄があったからだと思います。きっとこれからもそうなんだろうなと思います。たくさんの優しさを、本当にありがとうございました。どうかずっと幸せでいてください。これからもずっと大好きです。9年間、本当にお疲れさまでした!