米軍キャンプ・ハンセンで新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が17日までに発生したことを巡り、沖縄県側はオミクロン株かどうかの確認を求めたが、米側は解析の実施を明確にしていない。県は米側に新型コロナウイルス変異株のゲノム解析について検査協力を申し出たが、米側は個人情報保護を理由に、日本国内での検査機関利用を断った。
米軍側は、在日米軍施設内にゲノム解析をする機器がないため、解析が必要な場合は米本国に検体を送る必要があるとしている。ハンセンのクラスターのゲノム解析について「必要であれば実施する」と県に説明した。
県によると、米軍が新型インフルエンザの検体をハワイに送って検査した際は2週間以上かかったといい、県は解析にかかる期間について「そのくらいはかかるという認識だ」とみている。
玉城デニー知事は17日の会見で「米軍人に対しては米政府や部隊指揮官、四軍調整官で万全の感染対策をとってほしい」と求めた。
(塚崎昇平)
▼それでもマスクなし「禁止されてない」…オミクロン感染発表の夜、街を歩く米兵
▼【深掘り】米軍が「抜け穴」オミクロン株 経路解明にも及び腰
からの記事と詳細 ( クラスターはオミクロンなのか?米軍が検査協力を拒否 100人規模感染 - 琉球新報デジタル )
https://ift.tt/3F73Cc0
No comments:
Post a Comment