岸田総理大臣は、オンライン形式で開かれたASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議に出席し、ポストコロナも見据え、気候変動やサプライチェーンの強じん化などの幅広い分野で協力を強化していく考えを示しました。
オンライン形式で開かれた首脳会議には、岸田総理大臣と、ミャンマーを除くASEAN各国の首脳らが出席しました。
この中で、岸田総理大臣は「ASEAN各国と連携し、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた取り組みを力強く推進する」と述べました。
そのうえで、新型コロナウイルス対策として、ASEANに対し、ワクチンの供与や「コールドチェーン」と呼ばれる低温での輸送網整備などの支援を含む、累計でおよそ320億円の無償資金協力を行ったと説明しました。
そして、ポストコロナを見据え、気候変動やクリーンエネルギー、サプライチェーンの強じん化などの幅広い分野で協力を強化していく考えを示しました。
さらに、岸田総理大臣は、日本とASEANの交流が50周年を迎える再来年に、ASEAN各国の首脳を日本に招いて特別首脳会議を開催する意向を示しました。
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