令和3年7月1日
6月30日(現地時間同日)、セネガル共和国の首都ダカールにおいて、我が方、新井辰夫駐カーボベルデ共和国日本国特命全権大使(セネガルにて兼轄)と先方イナシオ・フェリノ・カルバロ駐セネガル共和国カーボベルデ共和国特命全権大使(H.E. Mr. Inacio Felino Carvalho, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Republic of Cabo Verde to the Republic of Senegal)との間で、供与額2.5億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。
- カーボベルデは島嶼国であり、耕作可能な土地は全国土の面積の約10%に過ぎないため、米や小麦といった国内で消費される穀物の多くを海外からの輸入に頼っています。さらに、近年は干ばつに悩まされており、不規則な降雨パターンや降雨不足により農業を営むことが難しくなっているため、同国の約1万人が危機的な食料事情に直面しています。この協力は、同国に対し、食料事情の改善を目的として、我が国政府米による食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、「強靭かつ持続的な社会の構築への貢献」を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)カーボベルデ共和国基礎データ
カーボベルデ共和国の面積は約4,033平方キロメートル(日本の滋賀県程度)、人口は約55万人(2019年、世界銀行)、人口一人当たりの国民総所得(GNI)は3,630米ドル(2019年、世界銀行)。
からの記事と詳細 ( カーボベルデ共和国に対する無償資金協力に関する書簡の交換 - Ministry of Foreign Affairs of Japan )
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