埼玉県川口市は27日、新型コロナウイルスワクチンの接種計画を示す「川口モデル」を発表した。旧そごう川口店を集団接種会場として活用する。接種に協力した市内の病院や診療所などには、国の支援金に上乗せする形で市独自の協力金も給付し、迅速な接種を目指す。
同市は65歳以上の高齢者約14万人のうち、65%の市民が今すぐ接種したい希望者だと仮定した上で、6月末までに希望者への2回接種完了を目標として掲げた。奥ノ木信夫市長は「一日も早く一人でも多く接種することこそが、全ての経済政策につながる。日常生活や文化芸術を元に戻すことや、東京五輪を可能にする方法だと確信している」と話した。
同市はこれまで集団接種会場を市内5カ所に設けていたが、空調整備がなく夏場に暑さが見込まれることや効率面を重視し、6月中旬に旧そごう川口店1階に集約する。1日最大1890人に接種できる計画で、午前9時から午後8時まで開く見込み。
病院や診療所への独自の協力金も給付する。上乗せする協力金は1回の接種につき1000~2000円。予約システムの改修や臨時スタッフの増員などにかかった経費や職員の特別手当も補助する見込み。
からの記事と詳細 ( 埼玉県川口市、コロナワクチン接種に独自協力金 - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/2QXuQhp
No comments:
Post a Comment