<NBAプレーオフ:ウィザーズ122-114セブンティシクサーズ>◇5月31日(日本時間6月1日)◇米ワシントン◇キャピタルワン・アリーナ◇1回戦◇第4戦
NBAウィザーズの八村塁(23)が、プレーオフで自身初のダブルダブルを記録する活躍で、チームの勝利に貢献した。先発して約41分半出場し、レギュラーシーズン東地区1位の強豪セブンティシクサーズを相手に20得点、13リバウンドをマーク。プレーオフでの20得点台は自身初で、リバウンド数はレギュラーシーズンを通じて自己最多だった。八村は「こういう大きな試合で活躍することを重視してきた。活躍ができて良かった」とうなずいた。負ければ敗退の瀬戸際でウィザーズは一矢報い、日本選手としては初めてプレーオフでの勝利を経験した。
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終盤での大事な局面での得点も光った。2点リードの残り1分16秒には、この日4本目のダンクをたたき込んでチームを勢いづかせ「会場が盛り上がっていたし、僕も失うものはないと思ってやっていた」。そして残り約45秒には、試合の行方を決定づける3点シュートに成功。「ブラッド(ビール)が2、3人の相手ディフェンスを集めてくれていて、僕はコーナーでワイドオープンになっていた。彼が僕を信用してくれてパスを出してくれ、気持ちよく打てた」と“クラッチスリー”を振り返った。
これで1勝3敗としたウィザーズ。次戦は2日(日本時間3日)、敵地フィラデルフィアで開催される。
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