バイデン米大統領とフォンデアライエン欧州連合（ＥＵ）欧州委員長は５日、バイデン氏の大統領就任後初めて電話会談した。フォンデアライエン氏は５月２１日にイタリア政府と欧州委が共催するローマでの「世界保健サミット」にバイデン氏を招待。新型コロナウイルスや気候変動問題への対策で協力を深めたい意向を表明した。
ＥＵ側声明によるとフォンデアライエン氏は「ＥＵと米国はワクチンの主要生産地」だとし「世界的なワクチン供給網を良好に機能させる」ために協力する方針を示した。両首脳は同じ志を持つパートナーとして、世界の民主主義や安定を支えていくことで合意。対ロシア戦略などでも展望や見解を共有していることを確認した。（共同）
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