新型コロナウイルスの影響で献血の機会が減って血液が足りなくなる中、日本介護協会が札幌市の介護施設で献血への協力を呼びかけました。
９日、献血が行われたのは札幌市手稲区にある介護施設です。
献血を行う「献血バス」は、ふだんは学校や企業などを回っていますが、感染拡大の影響で巡回が難しくなり血液が足りなくなっています。
このため９日は、日本介護協会が手稲区の介護職員などでつくる団体の協力を受けて、バスを招いて献血を呼びかけました。
介護職員やケアマネージャーなどが訪れ、献血に協力していました。
バスの中では、▼窓を開けて換気したり、▼職員との間に透明なシートをはって飛沫を防いだりするなど、感染防止対策が取られていました。
献血に訪れた男性は「血液が足りないのは知らなかった。わずかな量かもしれないが人の役に立てれば」と話していました。
日本介護協会北海道支部の津村好範副支部長は「医療に携わる仲間として何ができるか考えて思いついたのが献血でした。献血への協力を通じて地域の病院を地域の介護施設が守っていけるよう取り組んでます」と話していました。
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June 09, 2020 at 05:01PM
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血液不足 介護協会が献血に協力｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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