新型コロナウイルスは、パンデミック＝世界的な大流行になっているという認識をＷＨＯ＝世界保健機関が示したことを受け、日本政府は、感染拡大の防止に全力をあげるとともに、ウイルス情報の共有やワクチンの開発などで国際社会と協力を深めていく方針です。
新型コロナウイルスをめぐり、ＷＨＯ＝世界保健機関のテドロス事務局長が、パンデミック＝世界的な大流行になっているとの認識を示したことを受け、安倍総理大臣は、12日「感染の広がりを抑えるために全力を尽くし、これまで以上に国際社会と協力しながら対応を強めていきたい」と述べました。
政府は、国内の急速な感染拡大を回避するために今が極めて重要な時期と見て、中国や韓国、イタリアの一部地域などに滞在歴のある外国人の入国拒否をはじめとした水際対策を強化しています。
また、大規模イベントの自粛要請を継続するなど、引き続き国内の感染拡大の防止に全力をあげることにしています。
そのうえで、東京オリンピック・パラリンピックの開催を控える中、世界各地で広がる感染への対策に、これまでに得られた知見を役立てたい考えで、北村国家安全保障局長は、今週、中国の孔鉉佑・駐日大使、韓国のナム・グァンピョ（南官杓）駐日大使と相次いで会談し、ウイルス対策で協力していくことで一致しました。
政府としては、ウイルスの遺伝情報や特徴、医療機関での対応例など幅広いデータを各国と共有するとともに、ワクチンの開発などで国際社会と協力を深めていく方針です。
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March 13, 2020 at 02:19AM
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政府 感染拡大防止へ国際協力で対応強化 パンデミック表明で - NHK NEWS WEB
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