林正之市長(右)に意気込みを語る野元希恵さん=氷見市役所で |
氷見市の地域おこし協力隊四期生に愛知県東浦町出身の野元希恵さん(25)が着任し二日、市役所で委嘱式があった。(小寺香菜子)
野元さんは一日付で隊員となり、地域観光コーディネーターとして、市北部地域の滞在型観光創出や古民家ホテル運営に向けた地盤づくりに携わる。市とNOTE(兵庫県丹波篠山市)が結ぶ連携事業で、氷見市長坂地区に古民家を改装した宿泊施設の整備が計画されており、野元さんがサポートする。
野元さんは愛知県内の短期大学を卒業後、ワーキングホリデーを利用してオーストラリアで二年間自然体験学校のスタッフや農業体験などを行ってきた。帰国後は愛知県内で子ども向けの英会話教室で講師をしていた。友人の出身地だった富山を何度か訪れる中で、富山の自然や食べ物が気に入り、協力隊に応募した。
委嘱式で野元さんは「これまで人と関わる仕事をしてきたので、一人一人に合わせた関係性をつくっていけると思う。地域の人と連携し、吸収して頑張っていきたい。氷見の良い部分をみんなに知ってもらいたい」と意気込んだ。
市ではこれまで協力隊員十八人を採用。現在は三期生と四期生計三人が活動し、二〇二〇年度以降に活躍する五期生の選考を行っている。
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March 03, 2020 at 03:12AM
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「氷見の人と連携、吸収したい」 地域おこし協力隊に 愛知出身の野元さん - 中日新聞
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