[台北 12日 ロイター] - 台湾第3政党の野党・台湾民衆党の総統候補、柯文哲氏は12日、あすの選挙で勝利すれば他の政党と協力する意思があると表明した。台湾は真の変革のために伝統的な2大政党制を打ち破る必要があると訴えた。
たとえ柯氏が総統選で十分な票を2大政党から奪うことができなくても、同時に行われる立法委員(国会議員)選で過半数を獲得する政党がなければ民衆党がキャスティングボートを握ることになる。
与党の民主進歩党(民進党)は現在、立法院(国会)で過半数を占める。野党第1党の国民党は過去2回連続で敗れている総統選での勝利を目指している。
外国人記者団から立法院で他の政党と協力する可能性について質問された柯氏は、結党以来テーマによって他党と協力してきたと説明。「政党間の差異はあまり気にしない。主に問題について協力する。全ての問題でどこかの政党と必ず協力するというわけでもない」と語った。
中国との関係については、対話を望んでいるものの重要なのは台湾の民主主義と生活様式を守ることであり、米国との関係も重要だと指摘。「3人の総統候補の中で米中双方に受け入れられるのは自身だけであり、これが私の最大の強みだ」と述べた。
また、域内総生産(GDP)に占める防衛費の比率を現在の2.5%から3%に引き上げることも約束した。
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