2023年10月25日20時34分
【北京時事】中国外務省によると、習近平国家主席は25日、米国の民間団体「米中関係全国委員会」の会合に祝辞を寄せた。「中国は米国と協力し、共通の繁栄を推進する用意がある」と述べ、米側に歩み寄る姿勢を見せた。
米中両国は、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた首脳会談を模索。今月26日には王毅共産党政治局員兼外相が訪米し、ブリンケン国務長官らと地ならしを進める予定だ。
習氏は祝辞で、「二大世界大国」である米中両国が正しく付き合うことが「人類の未来と命運にとって極めて重要だ」と指摘。「相互尊重、平和共存、ウィンウィン協力」の原則の下、米側と「相違点を適切に管理し、地球規模の課題に共同で対処する」意欲があると語った。
さらに習氏は25日、北京の人民大会堂で米カリフォルニア州のニューサム知事と会談。中国中央テレビによると、経済面をはじめとした米中協力の重要性を強調した。習氏が米国の州知事と会うのは、近年ではまれだ。
からの記事と詳細 ( 「米国と協力の用意」 首脳会談前に歩み寄り姿勢―中国主席 - 時事通信ニュース )
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