[マニラ 25日 ロイター] - オーストラリアのマールズ国防相は25日、南シナ海の安全保障は同国にとっても重要な問題で共同巡視活動でフィリピンとさらに緊密に協力する方針を示した。
マールズ氏は、ルソン島の南シナ海をのぞむザンバレスで行われた合同軍事演習をマルコス大統領やテオドロ国防相とともに視察した。両国の合同演習は初めて。
最近、南シナ海問題でフィリピンと中国の緊張が再び高まっている。
マルコス大統領は、地域の隣人と安全保障面の協力関係を強化したいと述べた。
マールズ氏はテオドロ国防相との共同会見で、両国海軍の南シナ海での共同巡視が「近く実施される」との見通しを示した。
これに先立ちマールズ氏はABCラジオに対し、オーストラリアの貿易の大半は南シナ海を経由しており、国際ルールを守ることはフィリピンと共有する戦略的利益だとし「潜在的な敵がわが国に足を踏み入れる前に、オーストラリアは多大な損害を被る可能性がある。東南アジアでルールに基づく秩序を維持し、東南アジアの集団安全保障を維持することはわが国の安全保障を維持するための基本だ」と述べていた。
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