米国とオーストラリアは29日、外務・防衛閣僚協議（２プラス２）を豪州東部ブリスベンで開催した。
インド太平洋への積極的な進出を強める中国に対抗し、米潜水艦の豪州へのより頻繁で長期の寄港や米陸軍水上艇の駐留定期化、誘導型多連装ロケットシステム生産での協力を含む防衛関係の強化で米豪両国は合意した。豪州のマールズ国防相とウォン外相、ブリンケン米国務長官、オースティン国防長官が共同記者会見で発表した。
オースティン国防長官は、ステルス戦闘機Ｆ３５の訓練など、日本を含めた３カ国間の協力を拡大する意向を明らかにした。
左から豪州のマールズ国防相とウォン外相、ブリンケン米国務長官、オースティン国防長官（ブリスベン、７月29日）
Photographer: Ian Waldie/Bloomberg
原題： US Military Footprint in Australia Expands to Counter China (1)（抜粋）
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