[北京 24日 ロイター] - 中国の傅聡・駐欧州連合(EU)大使は24日に掲載された中国紙「澎湃新聞」のインタビューで、欧州や他の国との協力に「制限はない」とし、ロシアとの「無制限」の関係と同様だと述べた。
傅氏のインタビューがいつ行われたかは不明だが、中国を巡っては盧沙野・駐フランス大使が21日に放映された仏テレビのインタビューでウクライナを含む旧ソ連国の主権に疑義を呈し、フランスやウクライナ、バルト3国の反発を招いたばかり。
EU外交官らは、中国がロシアの対ウクライナ戦争を侵攻と呼ぶことを拒否し、ロシアの撤退も求めていないと非難。侵攻開始直前に中国とロシアが「無制限」の協力関係を表明したと指摘している。
傅氏は「欧州は『無制限』への言及を正しく理解すべきだ」とし、「諸国間の友好と協力は無限であり、人為的に制限されるべきではない。中ロの協力は『無制限』であり、中国と欧州についても同じだ」と述べた。
また、中国がウクライナ侵攻について事前に知っていたという見方や武器を供与しているといったうわさを否定し、中ロ関係を利用して中国と欧州の間に不和をもたらそうとする試みだとけん制した。
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