[ワシントン 21日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は米議会の上下両院合同会議で21日行った演説で、支援に消極的な下院共和党議員に協力の必要性を訴えた。
バイデン政権はロシアの侵攻以降、軍事、人道、財政などの分野で約500億ドルの支援をウクライナに提供。議会は今週、449億ドルの追加支援を承認するとみられている。
だが、共和党が下院の多数派になる来年1月以降も支援が続くかどうかは不透明だ。
ゼレンスキー氏は演説の冒頭、民主党と共和党の双方に向けて演説していることを強調。ウクライナの戦いはより大きな善のためだとし、これまでの支援について全ての米国民に感謝すると述べた。
しかし、共和党強硬派の一部は支援を打ち切り、資金がどのように使われているか検証するよう求めている。
下院の保守強硬派「フリーダム・コーカス(自由議連)」に属する共和党のアンディー・ビグス議員はゼレンスキー氏訪米の数時間前に「もはやウクライナに白紙小切手は切らない」とツイート。
共和党の中でも最も強硬なローレン・ボーバート、マット・ゲイツ両下院議員はゼレンスキー氏の演説中、周囲が立ち上がって拍手を送る中でも座ったまま携帯電話に目を向けていた。両議員はその後、ウクライナへの追加支援は支持しないと記者団に述べた。
一方、多くの共和党議員は、監視を強める必要があるものの、支援は続けなければならないとの考えを示した。
*動画を付けて再送します。
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