東京都の小池百合子知事が27日新潟県を訪れ、亀田製菓(新潟市)など米粉の販路拡大を目指す企業を視察した。東京都と新潟県は米粉の活用促進や農林水産物の魅力を発信する連携協定を結んでいる。小池知事は「日本の農業を東京から世界に発信したい」と話し、消費拡大に協力する姿勢を示した。
亀田製菓のジュネジャ・レカ・ラジュ会長兼最高経営責任者(CEO)は米粉を使うパンについて「日本からの輸出を増やしていく」と海外展開に意欲を見せた。小池氏は亀田製菓グループで米粉パンを製造するタイナイ(同県胎内市)、米粉製造の新潟製粉(同)、新潟市内で開催された「東京産食材フェア」も視察した。
東京都と新潟県は互いの農産品を販売する機会を設けるなど連携を強化している。視察を終えた小池知事は記者団に「生産地の新潟と消費地の東京でうまくシナジー(相乗)効果が出せれば米粉が世界に広がる。一層、連携を拡大したい」と語った。視察には新潟県の花角英世知事も同行した。
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