将棋界の最高棋戦で、藤井聡太竜王(20)に広瀬章人八段(35)が挑戦する第35期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第3局は29日午前9時、静岡県富士宮市の旅館たちばなで再開された。
広瀬八段の誘いに乗る形で藤井竜王が攻めに出た局面で、1日目を終えていた。立会人の青野照市九段が開いた、広瀬八段の封じ手は▲1四歩。1筋から後手陣に圧力をかけた手だ。藤井竜王は30分使って読みを入れ、△1四同香と応じた。広瀬八段が▲2六同金として、歩を取った局面で、藤井竜王が6筋の歩を突き、戦線を広げた。
解説の八代
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