令和4年7月13日
7月12日(現地時間同日)、エチオピア連邦民主共和国の首都アディスアベバにおいて、我が方、伊藤恭子駐エチオピア連邦民主共和国日本国特命全権大使と、先方アハメド・シデ・エチオピア連邦民主共和国財務大臣(H.E. Mr. Ahmed Shide, Minister of Finance of the Federal Democratic Republic of Ethiopia)との間で、供与額4.5億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- エチオピアでは、昨年の同国北部ティグライ州における国内紛争の激化に加え、2年間にわたる雨不足による深刻な干ばつ、更にはロシアのウクライナ侵略を受けた食料価格の高騰により、深刻な食料危機に陥っており、WFPの報告書によれば、同国では2,040万人が食料不安の状態にあり、食糧援助を必要としています。
- この協力は、先月のG7エルマウ・サミットにて岸田総理大臣が表明した、グローバルな食料危機へ対応するための計約2億ドルの支援の一環として、エチオピアにおける食料安全保障をめぐる状況の改善に向けて、我が国政府米による食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、「強靱かつ持続可能な社会の構築への貢献」を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)エチオピア連邦民主共和国基礎データ
- GDP:1,076.5億米ドル(2020年:世銀)
- GDP成長率:6.1%(2020年:世銀)
- 主要産業:農業(穀物、豆類、コーヒー、油糧種子、綿、サトウキビ、ジャガイモ、チャット〈エチオピア原産の常緑広葉樹〉、花卉、皮革〈牛、羊、山羊〉)
からの記事と詳細 ( エチオピア連邦民主共和国に対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換 - Ministry of Foreign Affairs of Japan )
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