兵庫県は県内の食や伝統産業など観光地としての魅力を広く発信していくキャンペーンを、ＪＲ西日本と協力して行うことになりました。
このキャンペーンは兵庫県とＪＲ西日本がことし７月から９月までの３か月間実施するものです。
期間中、▽展望台やラウンジを備えたサロンカーなどが県内で運行されるほか、▽神戸市の中華街「南京町」で町の歴史を学ぶとともに豚まん作りを体験できるツアーなど県とＪＲ西日本が協力して開発した旅行商品が販売されるということです。
またＪＲ西日本の管内にある駅で兵庫県の観光地をＰＲするポスターを掲示するなど、県外への情報発信を強化する取り組みもあわせて行われます。
斎藤知事は、「兵庫県各地の食、文化、伝統の背景など物語性を感じ取ってもらい、魅力を発信していきたい」と話し、新型コロナの感染拡大で打撃を受けた観光業界の支援につなげたいとしています。
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