松野博一官房長官は24日、沖縄県を訪れ、玉城デニー知事と県庁で会談した。沖縄は新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向で、兼務するワクチン接種推進担当相として3回目接種の促進へ協力を要請した。「現在の感染状況に懸念を持っている。接種の加速が鍵だ。拡大防止へ連携を取りたい」と伝えた。
22日時点の3回目接種率は全国が49.8%で、沖縄は都道府県で最低の37.1%にとどまる。
会談で松野氏は「若い人でも重症化するケースはあり、後遺症の心配もある。3回目接種は重要だ」と強調。玉城氏は「商業施設など身近な場所で接種できる環境整備を進めたい」と応じ、交流サイト（SNS）などで若年層への呼びかけを強める考えを示した。
松野氏の沖縄入りは、沖縄基地負担軽減担当相として訪れた2～3日に続いて今月2回目。25日まで滞在し、大学や経済団体などに接種推進を働きかける予定だ。〔共同〕
からの記事と詳細 ( 沖縄の接種促進に協力要請 松野氏、玉城知事と会談（写真=共同） - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/qjSe8k3
No comments:
Post a Comment