宮城県産米の主力品種ひとめぼれのデビュー30周年に合わせ、米飯販売・加工のボン・リー宮城(宮城県利府町)は、県の観光PRキャラクター「むすび丸」をノリでデザインしたおにぎりを企画した。同社の取引店などで順次販売する。
県産ひとめぼれと石巻産ノリを使用。具材は石巻市の水産加工業木の屋石巻水産が手がけた「金華サバのほぐし身」、東松島市の食肉製造・加工業オイタミートによる「牛タンのつくだ煮」の2種を用意した。
ボン・リー宮城はむすび丸をかたどったおにぎりを長らく構想してきたが、ノリの裁断技術やコストの課題から難航。大手のニコニコのり(大阪市)の協力を得て商品化にこぎ着けた。
「『おむすびのキャラクターなのに、なぜおにぎりそのものが売り出されないのか』との素朴な疑問が10年以上前からあった。ようやく念願がかなった」とは早坂厚範営業本部長(59)。「味にもデザインにも自信がある。オール宮城の商品を多くの人に食べてほしい」とアピールする。
販売は23日、三陸沿岸道三滝堂インターチェンジの道の駅を皮切りに開始。5月3日からは宮城、岩手、福島、山形4県のドラッグストア「ウエルシア」約80店で扱うほか、6月ごろ東北の各大学生協でも売り出す。価格は170円前後になる。連絡先はボン・リー宮城022(356)7666。
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