「AKB卒業生で一番の成功者」と呼ばれるのも、だてじゃないようだ。NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」でヒロイン役のひとりを演じた川栄李奈(27)。バラエティーでの「おバカキャラ」からはじまり、類いまれな演技力とセルフプロデュース能力の高さを垣間見せた。
■演技力とセルフプロデュース能力
このほど放送の日テレ系「しゃべくり007」にゲスト出演した川栄は2015年、二十歳でAKBを卒業し女優の道を歩み始めたことで知られる。
「おバカキャラ」は「趣味とか特技とか何もない。しゃべれるものも何もない」ことから考案したらしく、女優業へ本腰を入れる際に事務所から封印を言い渡されると、やめた。
「それでNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』に大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』『青天を衝け』と数々の話題作に出演、朝ドラのヒロインへとステップアップしていったのは聞いていました。しかしヒロインをつかむまで、6回もオーディションを受けていた根性といい、演技力、セリフ覚えの良さ、いつどこででも涙を流せるという女優としての才能といい、その道を切り開くまで有言実行していたとは驚きました」と、芸能プロ幹部は言う。
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