2022年1月12日 16:21 2794
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櫻いいよの同名小説をもとにした本作では、高校生の水野実結が交通事故に遭った恋人・篠原修弥を助けるため、何度も“同じ日”を繰り返すうちに、彼が隠していた事実を知るさまが描かれる。福本が実結、松田が修弥に扮した。
一昨年の秋頃に撮影された本作。福本は「胸キュンだけじゃなく、SFやラブコメなどがギュギュッと詰まった作品。実結が軸になるので、しっかりしなきゃな！と思いました」とオファーを受けたときの心境を述べる。映画初出演にして主演の松田は「正直ドッキリかなと思いました。メンバーの宮近海斗や松倉海斗とパスタを食べていたら、事務所に『松田、来なさい』と呼ばれて、そこで資料を渡されて」と詳細に振り返っていく。そして「“パスタのほう”に戻って『見て見て、決まったー』と2人に伝えたら『絶対嘘だよ！』と言われて、やっぱり嘘かな？と思いました。でもすっごくうれしくて親にも報告しました」と笑った。
さらに福本は本作への思いを「いわゆる青春映画のキラキラヒロインではなく、共感していただきやすい普通の女子高生にしたかった」と言葉にしていき、「3回のタイムリープを一度にまとめて撮ったので、ちょっとした変化をつけるのが難しかったです」と順撮りではないことに苦戦したと明かす。“わからないことだらけ”だったという松田は「滝沢（秀明）くんに夜中に『やばいかもしんないっす。わかんなくなってきました』と電話をして、温かい言葉をいただきました」とコメント。そんな松田との思い出を、Yuki Saitoは「元太くんを信じて抜擢しているので、修弥＝元太でいいんじゃないと伝えました」と語った。
実結に恋心を抱く本山佑人役の板垣は、松田とすぐに親しくなったそう。松田が「ガッキー（板垣）自体も人柄がすごくよくて、通じ合える感じがある。めっちゃいいメンズ友達みたい」と話すと、板垣も「昔から友達のような感覚があったよね」とうなずく。実結のライバル・西村トモカ役の横田は「トモカも実結と同じで修弥のことが好き。ただ悪い役に見えないように気を付けていました」と、実結の親友・丸井佐喜子役の莉子は「佐喜子は実結を誰よりも大切に思っているキャラクター。そこを意識してがんばろうと思っていました」と演じるにあたって大事にしたことを伝えた。
またMCが“印象に残った胸キュンシーン”を問うと、福本は「女性はみんな好きなんじゃないですか？」と修弥が実結の頭をポンポンとなでる場面を選ぶ。それを受けて松田は「頭をポンポンするのが人生初。優しくしようとすると1cmくらい浮いて“エアポン”になっちゃう。でも強くしたら押し潰しちゃいそうで」と振り返り、福本も「言われてみると“エアポン”だったかもしれないですね……！」とコメントした。
「君が落とした青空」は、2月18日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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