
東京五輪の陸上女子ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)の亡命を巡り、ポーランド政府が受け入れに向けていち早く動いていたことが分かった。パベウ・ミレフスキ駐日ポーランド大使が6日、本紙との電話インタビューで語った。
大使によると、ツィマノウスカヤ選手は羽田空港で保護された8月1日夜、亡命先としてオーストリア、チェコなどと並べてポーランドの名を挙げた。大使はその晩のうちに隣国リトアニアの駐日大使と電話で対応を協議したことを明らかにし、「どの国に行きたいのか、はっきりしなかったので、彼女の決定を待とうと話した」と語った。
1日深夜には、ポーランド大使館の領事にツィマノウスカヤ選手本人から電話が入った。人道ビザの申請に対し、即座に支援する用意があると伝えたという。ツィマノウスカヤ選手は翌日午後、日本警察の車で大使館に移送された。
大使によれば、ポーランドを選んだのは、ビザ発給を受けやすいと考えたためだった。ポーランドは過去1年間にベラルーシ人150人に対して人道的な理由でビザを発給している。
ツィマノウスカヤ選手の夫が国境の町ブレストの出身で、ポーランド語が達者だったことも影響した。
ミレフスキ大使は「日本の警察、外務省などとの連携が非常に重要だった。移送、大使館の安全確保など、日本当局の協力がなければ、秘密を要するこの難しい任務は達成できなかっただろう」と感謝を述べた。(編集委員 三好範英)
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