Pages

Saturday, May 29, 2021

触って楽しめる点字絵本制作 藤枝のNPO、高校生が協力 人物切り貼り凹凸表現|あなたの静岡新聞 - @S[アットエス] by 静岡新聞

oleholah.blogspot.com

 藤枝市音羽町のNPO法人藤枝光文庫(石神利之理事長)が、全国の視覚特別支援学校や視覚障害者施設などに贈るための点字絵本の制作を進めている。地元の高校生ボランティアが中心になり、土、日曜日を使って作業に取り組む。

点字絵本の制作に取り組む高校生=藤枝市の藤枝光文庫
点字絵本の制作に取り組む高校生=藤枝市の藤枝光文庫

 高校生は、絵本の絵の部分を制作する。登場人物の輪郭や口などに沿って紙を切り貼りすることで凹凸をつくり、指で触ればどのような絵なのか分かるようにしているという。点字部分は専用の機械で打ち込んでいる。
 「ジャックとまめのつる」「フランダースの犬」「したきりすずめ」など、同文庫が所蔵する名作絵本を原本にしている。石神さんによると、点字絵本は流通量が少なく、受け取った人から好評を得ているという。
 制作に協力するのは藤枝順心高インターアクト部と焼津中央高ボランティア同好会。藤枝順心の白幡真緒さん(2年)は「触るだけで人物の表情が分かるような絵を目指している」と語る。焼津中央高の遠藤はなさん(3年)は「人と直接触れ合うのが難しいコロナ禍でもできるボランティア活動の一つ。絵本を読んで多くの人に楽しんでもらえたら」と話す。
 (藤枝支局・岩下勝哉)

いい茶0

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 触って楽しめる点字絵本制作 藤枝のNPO、高校生が協力 人物切り貼り凹凸表現|あなたの静岡新聞 - @S[アットエス] by 静岡新聞 )
https://ift.tt/2R2jvMU

No comments:

Post a Comment