埼玉県川口市は新型コロナウイルスのワクチン接種を迅速に進めようと、接種に協力する医療機関に対し、独自の協力金を支給することになりました。
川口市は、市内におよそ１４万人いる６５歳以上の高齢者を対象にしたワクチンの接種を来月中に完了させたいとしています。
市は、迅速に接種を進めるため、協力する医療機関に対し、接種１回について、診療所は１０００円または２０００円、病院は２０００円の協力金を独自に支給することになりました。
このほか予約システムの構築や改修、それに臨時スタッフを増員した場合などは、月１０００回以上の接種で最大３００万円、月１０００回未満の接種で最大１００万円、かかった経費を補助するとしています。
川口市の奥ノ木信夫市長は「元の生活やコロナの影響を受けた地域経済を取り戻すためにも、１日でも早く多くの人にワクチンを接種できるようにしたい」と話しています。
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